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人間ドックとは?
『人間ドック』という言葉は、実際は「船のドック入り」に由来しています。
もともとの意味では、現在活躍している船が定期的にドック入りして点検整備をして、次の航海に備えるということです。私達人間でも、いつまでも健康な体で続きたいと思っています。健康な体であることは、本人はもとより、家族にとっても大変幸せなことです。
私達の体は、何も異常がないと思っていても、外観と痛感だけでは、健康であると判断できません。そこで、病気にかからなくても定期的に、体に病気があるかないかを見つけ出すための検査をすることが大切となってきます。
つまり、各種の検査をして、そのデータをもとに体のどこかに異常があるかどうかを調べることが「人間ドック」なのです。
その結果「異常ありません」という判定を得た時には、あなたにとっても大きな自信となることでしょう。
そして、何よりも家族への大変喜んでいることになるでしょう。
また、万が一「異常を認めます」と判定されましても、それは直ちに病気であるというわけではなく、病気の早期発見、ひいては早期治療の手だてとなります。
成人病の多くは発見されても完治の難しい病気ですが、本人の努力により病気が軽快したり、進行を抑えられる場合があります。
ぜひ、あなたの人生計画に、一年に1回の「人間ドック」を組み入れられ健康の保持に役立てていただきたいと思います。
長年にわたり日本の死亡原因1位を占め、人口の高齢化や受診率の低さから、罹患率も増加傾向にあった「がん」への取り組みとして、国は2007年がん対策基本法を施行。がん死亡率を10年以内に20%減少させることを目標とし、その柱の一つに「がん検診」の強化が掲げられています。
出典元:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」
人間ドックによって、さまざまながんを見つかることができます。男性と女性のがんは下の通り示した。
出典元:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」
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